新長田駅より徒歩1・神戸三宮から約10分「治したい」人のための鍼灸施術院

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#坐骨神経痛

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    • 50代・
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    この記事は、腰の痛みと足の痺れで歩く事もままならない女性が、痛みを全く感じなくなるまでの治療過程を記しています。 実際の患者さんの感想もご紹介しながら、「坐骨神経痛を治すための重要な治療ポイント」についても詳しく記載していきます。 もし、治療院を沢山まわっても治らない坐骨神経痛でお困りの方は、「ぜひ最後までご覧になってください。 腰痛と足の痺れで歩くのもツライ状態に 『患者』 女性、50代 『症状』 腰痛・坐骨神経痛 『来院経緯』 患者は長年、慢性的な腰痛を患っていた。整骨院や鍼灸院などでマッサージやストレッチなどを継続的に行っていた。 しかし、ある日、右足に違和感を覚える。足がダルイような、痺れるような感覚であった。 近所の整骨院を受診し、足からお尻にかけて強めのマッサージをしてもらった。しかし、翌日ベッドから起き上がろうとすると、お尻から足にかけて強い痛みを感じた。 歩くのも痛く、立っているのもツライ状態だった。特に硬いイスに座ると、お尻から足にかけての痺れ強く感じた。 その日の午後、整形外科を受診。レントゲンを撮ると、画像上では異常は見られなかった。医師は「腰のヘルニアではない。おそらく坐骨神経痛だろう」との所見。 治療として、臀部にブロック注射を行った。ブロック注射後は、足の状態は改善し、通常通りの生活を送れるようになる。 しかし、3日後の朝、再びお尻から足にかけてビリビリとした痛み・痺れが現れた。もう一度ブロック注射を打つのは嫌であったため、家族の紹介で当院に来院する。 腰痛と坐骨神経痛の施術経過 患者は現在腰から足にかけての痛みを訴えており、 軽度の疼痛性跛行(足を引きずって歩くこと)が確認できる。 痛みの場所は、以下の図に範囲である。 SLRテスト(-)、FNSテスト(-)上記テストは神経の支配領域に分けたヘルニアの検査であり、どちらも陰性であることから、病院の画像検査の結果と同じく「腰椎ヘルニア」の可能性は除外される。 臀部の梨状筋を指圧したところ、強い痛みと痺れを確認。梨状筋症候群による坐骨神経痛と判断した。腰痛と坐骨神経痛は別物として施術を行っていく。 1診目 梨状筋部の圧痛腸腰筋の緊張疼痛性跛行 上記の異常を確認した。 治療:曲池・合谷に接触鍼、足三里に置鍼腸腰筋調整、内臓調整、骨盤調整 2診目 患者から「少し痛みが引いてきて、少しだけ歩きやすくなった。」との報告を受ける。 治療:曲池・合谷に接触鍼、足三里に置鍼腸腰筋調整、内臓調整、骨盤調整 4診目 患者から「足の痛みは楽になり、硬いイスに長時間座る事もできるようになった。腰の調子も良くなってきた」との報告を受ける。 疼痛性跛行 上記の異常は消失した。 治療:曲池・合谷に接触鍼、足三里に置鍼腸腰筋調整、内臓調整、骨盤調整 、裏環跳刺鍼 6診目 患者から「長時間歩いても足痛みは感じなくなっている。しかし、長時間寝ていると、お尻のあたりにジンジンとした痺れを感じる。」との報告を受ける。 治療:曲池・合谷に接触鍼、足三里に置鍼腸腰筋調整、内臓調整、骨盤調整 、裏環跳刺鍼 8診目 患者から「まだ少しだけお尻・足の痺れを感じるものの、痛みはない。」 腸腰筋の緊張 上記の異常は消失。 治療:曲池・合谷に接触鍼、足三里に置鍼腸腰筋調整、内臓調整、骨盤調整 、裏環跳刺鍼 10診目 患者から「お尻・足の痺れ・痛みはもうないです。腰の調子も良いです。」との報告を受ける 梨状筋部の圧痛 上記の異常が消失。 治療:曲池・合谷に接触鍼、足三里に置鍼腸腰筋調整、内臓調整、骨盤調整 、裏環跳刺鍼 次回から1か月の1回のメンテナンス期に移行する旨を伝え、治療終了。 歩行も困難だった坐骨神経痛の方の感想 腰と足の痛みが酷く、歩くのもツライ状態。 治療をしてもらうまでは「本当に治るのかなぁ」と不安でしたが、先生と話していくうちに不安はなくなりました。 施術を受けた時は激痛で泣きそうでした。激痛もなくなり良かったです。 初めは不安で来院しましたが、先生の言葉で「治るんだなぁ」と感じさせてもらいます。そして実感に変わりますよ。 強いマッサージは坐骨神経痛を悪化させる 今回の患者さんは、腰痛と坐骨神経痛で来院されました。腰痛と坐骨神経痛は同じ原因で発症する事もありますが、今回のケースは全く別の原因で生じていました。 まず、腰痛は慢性腰痛であり、その原因は内臓疲労や骨格の歪み、日常生活の癖などでした。そして、坐骨神経痛はまた違った原因があったのです。Sさんの足の痺れ(坐骨神経痛)は「梨状筋症候群」からくるものだったのです。梨状筋症候群とは、臀部にある梨状筋(詳しい位置は下図参照)の下にある坐骨神経を圧迫してしまい痛みを発生させる疾患です。 Sさんの場合も臀部(梨状筋)に過度な緊張があり、圧痛(触ると痛い)も強くあり炎症も出ている状況でした。 そもそも「腰」と「足の痺れ」はセットに治療をする事もあります。それは、足の痺れは腰を起因として出る場合があるからです。(椎間板ヘルニアなど)そのため、治療院によっては、坐骨神経の治療の一環として「腰のマッサージ」や「腰部のストレット」をする所もあります。 その一方で、臀部(お尻)を触って治療する場合もあります。臀部が起因として坐骨神経痛を引き起こす事もあるためです。 そして今回の患者さんであるSさんは後者で坐骨神経痛を引き起こしていました。 まず治療の基本として、この鑑別は重要になってきます。 す。この鑑別がしっかり出来ていないと、全く違うアプローチをしてしまう事になります。 しかしながら、この鑑別が正しくても「治療の手法」を間違うと痛みを強めてしまう事があるのです。Sさんの梨状筋が過度な緊張、そして圧痛・炎症も出ている状況に陥っていたのは、まさにこれが原因でした。 それは「お尻の強いマッサージ」です。 実は筋肉をほぐすためのマッサージが、逆に緊張を強めてしまう事があるのです。強いマッサージによって、筋繊維が傷つくと、傷ついた部分を再生するために炎症(えんしょう)がおきます。それにより痛みが出るというわけです。また深部のマッサージをすると、筋肉だけでなく神経にも刺激を与えてしまいます。そもそも圧迫されて過敏になっている神経に刺激を与えるわけですから、より強い痛みを発生させてしまうのです。このようにして、Sさんの梨状筋症候群は生じたというわけです。 なので、治療ではまずこの炎症を解消するため、内臓調整を行い、神経が圧迫をうけないように骨格調整や筋肉調整を行いました。 これを続けた事で、歩けない程の痛みが解消し、今ではジムにも通えるようになりました^^ 坐骨神経痛は人によって痛みの原因がかなり異なる疾患です。異なった原因を見つけ出すことによって、今回のように痛み・痺れを解消できるのです。 もし、このページを読んでいるあなたも、原因が分からず、色々な治療を受けても改善しなかったとしても、諦めなくて大丈夫です。当院にはあなたのような状態にお困りの方が日々来院されています。ですが、最終的には、多くの方から喜びの声を頂いています^^ しっかりと問診・検査を行い、あなたの痛み・痺れの原因を追究し、改善に導くお手伝いをさせていただきます。 あなたとのご縁を心よりお待ちしております。

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