新長田駅より徒歩1・神戸三宮から約10分「治したい」人のための鍼灸施術院

ダエンからマル Lab.
変形性膝関節症


あなたの変形性膝関節症は、ヒアルロン酸注射で本当に改善していますか?

病院でも「変形性膝関節症」が治らなかったあなたへ

このページは、
「変形性膝関節症」に悩んでいる方のための内容が記されています。

症状がおこる原因を深く理解をしていただき、

実際に症状が改善した人の声と共に「膝の痛みを解消する方法をお伝えしていきます。

  • 膝の内側が痛い…
  • 歩いたり、階段の上り下りがツライ。
  • 膝の水を抜いて、ヒアルロン酸注射をずっと続けているけど大丈夫かな…

きっと様々な辛い症状や不安があると思います。


でも、だいじょうぶです。


あなたの変形性膝関節症を解消するための方法がここに書かれています。


病院で受けているヒアルロン酸注射は本当に効果があるのか?
継続して続けて良いものなのか?についても記しています。

最後まで是非ご覧ください。

変形性膝関節症とは

変形性膝関節症とは、膝のクッションの働きをしている軟骨がすり減ったり、壊れることで膝が変形してしまう疾患です。

膝の痛みや違和感、腫れ、膝に水が溜まるといった症状が現れます。
男性よりも女性に多く見られる傾向があり、50代以降の中高年の方に好発します。


病院でレントゲンやMRIを撮影すると関節の隙間が狭くなっていたり、骨棘(こつきょく)の形成、軟骨のすり減りが見られます。

症状が進行すると画像所見でなくても、視覚的に膝の変形が分かるようになります。


次の章では、どのように症状が進行していくのかを具体的にお伝えしていきます。

変形性膝関節症は「3段階の症状」がある

変形性膝関節症の症状は、「初期」「中期」「後期」に分けられ、3つの段階で症状が異なります。

「初期」:動かし始めに痛む

変形性膝関節症の初期症状は「初動時の痛み」です。

例えば、歩き始めや膝を急に動かした時など、関節を動かし始めたときに痛みを感じます。

膝を動かしていると、だんだん痛みが緩和していくのも初期症状の特徴です。

動き始めは関節軟骨のすり減りで違和感や痛みを感じやすいですが、動き出すと関節内の滑液(かつえき)が徐々に滲出されるので、痛みが緩和していきます。

「中期」:膝の腫れが出て、運動時に痛みがある

「中期」になると、歩き始めだけでなく、運動時は常に痛みを感じるようになります。

膝がまっすぐに伸びない、階段の上り下りが痛いなどの症状も出ます。


また、この段階で膝の張り感や腫れを認める方が多くなります。

これは膝の関節軟骨がすり減った事で「関節炎」を引き起こしているためです。

膝の炎症を察知し、身体が滑液(関節をスムーズに動かす役割の液体)を過剰に分泌し、膝に水が溜まる「関節水腫」という状態も引き起こされます。

「後期」:安静時にも痛みが出る

「後期」になると運動時痛はもちろん、安静時にも痛みを感じるようになります。

症状が強く出ている方であれば、夜寝ている時に痛くて目が覚める事も頻繁にあります。

関節軟骨がすり減り骨同士がぶつかり合う事で、膝がより曲がりにくくなり、膝の変形が進行してしまいます。




ここまで変形性膝関節症の症状について記してきましたが、実際にどのタイミングでヒアルロン酸注射を打つと効果があるのでしょうか?
また、どれほどの効果を期待できる物なのでしょうか?
次の章では、この内容について詳しく解説していきます。

ヒアルロン酸注射を打つタイミングとその効果。

膝のヒアルロン酸注射を打つベストタイミングは「初期」です。

初期の段階であれば、ヒアルロン酸注射は痛みに対して高い効果を得る事が出来ます。

その理由は、ヒアルロン酸がもたらすの以下の効能によるものです。

  • 関節軟骨を保護する
  • 関節の滑りをよくする役割
  • 膝関節の炎症をおさえる

ヒアルロン酸は関節のクッションの役割を果たしてくれるので、関節のすり減りが始まる初期には大きな効果を得られる事が多いのです。


しかし中期や後期に入ると、その効果は半減、もしくは全く効き目を感じなくなる方が増えてきます。

その理由は以下の通りです。

  • ヒアルロン酸は痛みの原因を取り除くものでない
  • 変形性膝関節症は進行性のもの

ヒアルロン酸注射の第一の目的は根治ではなく、痛みを緩和することです。

根本的に症状の進行や原因を解消するための処置ではありません。


したがって原因を放置したまま、緩和目的の注射を打ち続けていても、症状は進行していくばかりです。

変形性膝関節症は進行性の疾患であり、その進行に伴いヒアルロン酸注射の効果が減っていくのは当然のことです。


ただし、ヒアルロン酸注射は即効性があり、短期的には効果が得られるものですが、そのまま症状が進行し続けると「手術」の話が出てくる事も多々あります。


日本ではまだまだ治療法として一般的なヒアルロン酸注射ですが、アメリカの整形外科学会では、2013年にすでに推奨しない治療となっています。

将来的に、日本でもこのような状況になることも十分考えられるでしょう。


ここまで読むと、

「私、ヒアルロン酸注射を打ち続けているけど大丈夫かな…」と不安に思われる方もいるでしょう。

でも、大丈夫です。
早めに対処する事で、症状の進行を食い止める事が出来ます。

変形性膝関節症は時間との勝負。早めに治療をスタートする事が大事

現在、病院でヒアルロン酸注射の処置を受けている方も沢山いるはずです。

1週間ごとに連続して5回注射、その効果を判定し、2~4週に1回の注射を5~10回続け、それで痛みに改善がない場合、週1回に戻して3~4か月程度様子を見る。

病院ではこのような間隔で、ヒアルロン酸注射の提案をされたと思います。


前述しましたが、ヒアルロン酸注射は痛みの緩和目的のためであり、進行を食い止めるための対策も同時に打つ必要があるのです。


当院でも「変形性膝関節症の施術は時間との勝負」という事を念頭に施術します。
変形性膝関節症の方に、はじめは詰めて来院するようにお伝えするのも、治療期間が長くなるほど症状が進行してしまうためです。

今現在、病院で注射などの処置を受けている方は、その通院と並行で良いので、早急に治療をスタートしましょう。

早めに対処する事で、今以上の進行を食い止める事が出来るのです。


次の章では、あなたと同じ様に変形性膝関節症に悩んでいた方々の感想をご紹介していきます。

当院の施術を受け、変形性膝関節症の痛みが解消した方々の感想

正座が出来ずに歩くのも痛かったですが、良くなりました。

Q1、どんな症状をお持ちでしたか?


半年前から正座が出来ず、そうしているうちに歩く時に痛みが出てきました。


Q2、鍼灸治療など当院来院にあたって心配はなかったですか?
またその心配はどうやって解消しましたか?


心配はなかったです。
とにかくどんな事をしてでも治したかったので、なんでも試してみようと思いました。

Q3、当院の施術を受けたときの印象・感想を教えてください。


まず安心できました。
話をよく聞いて下さり、「大丈夫、きっと治ります」と言われたので、希望が持てました。

Q4、あなたと同じ悩みを持った方へ何か勇気が出るメッセージがあればお願いします。

あきらめずに治るまで色々な事を試し、こちらの医院のように自分の合ったところで治療をしてみることが大事だと思います。
患者「治したい」先生「大丈夫!治ります」このやりとりで安心しました。

手術と言われましたが、今では普通に歩けて正座出来るようになりました!

Q1、どんな症状をお持ちでしたか?


半月板損傷


Q2、鍼灸治療など当院来院にあたって心配はなかったですか?
またその心配はどうやって解消しましたか?


別に心配はありませんでした。

Q3、当院の施術を受けたときの印象・感想を教えてください。


好感の持てる院でした。
手術と別の院で言われて、手術が嫌で当院に来ました。

Q4、あなたと同じ悩みを持った方へ何か勇気が出るメッセージがあればお願いします。


続けて自分なりにも努力することが大事だと思いました。
普通に歩けて正座も出来るようになりました。

ヒアルロン酸を繰り返し、手術の話も出ていましたが、今まで通りの生活が出来るようになりました。

Q1、どんな症状をお持ちでしたか?


左膝に痛みがあった


Q2、鍼灸治療など当院来院にあたって心配はなかったですか?
またその心配はどうやって解消しましたか?


自分の症状が鍼灸院での治療があっているのか、と当初は思った。
初回の治療で痛みが和らいでいくのを感じ、自らの症状の経緯と先生の説明に合点がいき、不安は直ぐになくなった。

Q3、当院の施術を受けたときの印象・感想を教えてください。


1回1回の施術で効果が表れ、体の変化を感じとれた。

Q4、あなたと同じ悩みを持った方へ何か勇気が出るメッセージがあればお願いします。


どこの病院へ行っても、膝の痛みは変形性膝関節症と診断され、ヒアルロン酸の治療という一連の流れで終わっていました。
当初ヒアルロン酸を打ったときは少し痛みは緩和されましたが、スポーツを繰り返した段階で痛みは再発という状況でした。するとお決まりの手術というお話も出てきました。
私自身の痛みの原因、経緯が医師との会話でかみ合わず、こちらの鍼灸院へ来院したのですが、今までと違った判断をしていただき、こちらの治療方針で手術することなく、ほぼ以前と同じ生活が出来るようになりました。

同じ様な症状を持った方は、ぜひ一度こちらの先生方にご相談してみて下さい。きっと解決法が見つかりますよ!

変形性膝関節症は患部だけを治療しても治らない

前述した中後期の膝関節において、変形してしまった骨を戻したり、すり減ってしまった軟骨を再生させる事は難しいと言えます。
それは外科的な手術しか出来ない事だからです。


ですが、今以上に骨の変形を進行させないようにする事は可能です。
なにより変形した骨のままでも、歩く度に感じる痛みをなくし、以前のような生活を手に入れる事は十分可能なのです。


なぜ骨が変形をしたままでも、痛みを解消する事ができるのでしょうか?


それは「骨の変形」と「膝の痛み」はイコールではないからです。
膝の変形があったとしても、痛みを感じない方は多く存在します。

もちろん、
変形があると関節の可動域は低下してしまい、膝を曲げにくく正座が出来ないといった不便な事はありますが、それが痛みに直接影響をしているとはいえません。

膝に痛みがあるのは、「炎症」や「関節水腫」があるからなのです。
そして、この2つが慢性的にある事で骨の変形は進行していきます。

このことから一般的な病院や治療院では、湿布やサポーター、水を抜く、ヒアルロン酸注射、…といった処置が取られるのです。

当院でも、まずは膝の炎症を抑える事を第一の目標としますが、それだけでは骨の変形はどんどん進行していきますし、また痛みも繰り返す事になってしまいます。


重要なのは、なぜ炎症や関節水腫を引き起こしてしまうのか?


この原因を解消しない限り、
炎症・関節水腫→骨の変形→炎症・関節水腫→骨の変形→…
この負のループが繰り返されてしまいます。


実は、このループに陥りやすい方には、身体のあらゆる所に問題があり、それが結果的に炎症と関節水腫を生み出しているのです。



その問題を取り除くことで、骨が変形したままでも、痛みを解消する事が可能なのです。

次の章では、なぜ関節に炎症や関節水腫を引き起こしてしまうのか?を説明していきます。

「しわ寄せ」によって膝に負担がかかる

膝の炎症や関節水腫は、結果的に起こってしまった事です。

膝関節だけが悪くて、このような状態になってしまったわけではありません。


例えば、歩くときは膝を曲げて足を前に出し、片足に体重を乗せ、もう片方の膝を伸ばして地面を蹴ります。

この時、膝だけを使って歩いているわけではありませんよね。


股関節や足関節、骨盤や腕など、全身を使って歩く動作をするはずです。

ですが、変形性膝関節症の方は、歩くときに膝だけに強い負担がかかる状態が出来てしまっているのです。

本当は、全身を使ってそれぞれにかかる負担を軽減しているはずが、それが上手く発揮できていない状態に陥っているのです。


まさに、負担が「しわ寄せ」で膝にかかっている状態

この状態が続くと、炎症や関節水腫を引き起こしてしまうのです。

それでは、このしわ寄せはどこからきているのでしょうか?

膝に痛みが出る本当の原因とは?

変形性膝関節症は多くの場合、膝関節そのものに根本原因はありません。

前述したように、しわ寄せによって膝に負担がかかっているだけなのです。

その要因は多岐にわたり、膝と全く関係ない思われる部分によっても痛みが出ている事もあります。

当院では、身体全身を診て、その人の根本原因を突き止め施術します。

では、ここでは膝に痛みが出る本当の原因についてご説明していきます。
その原因は以下の3つです。

  • 下半身の問題
  • 上半身の問題
  • 内臓・自律神経の問題

下半身の問題

膝の痛みは「下半身の捻じれ」「足首の捻じれ」によって悪化します。

まずは、股関節の捻じれについて説明していきます。
歩き方の癖や、体重増加、先天的な異常によって、股関節が内に捻じれてしまう事が多々あります。
股関節が内に捻じれると、足をまっすぐ前に出しにくくなるので、足先を無理やり外に向けて歩くようになります。
その状態で生活すると膝の内側に体重がかかりやすくなり、軟骨の摩耗(まもう)が加速されてしまいます。

変形性膝関節症の方が、股関節の痛みを同時に感じやすいのは、まさにこの状態を指しています。

次に、足首の捻じれについてです。
足関節が正常から内もしくは外に捻じれている事で、歩行時の重心移動がうまくいかずに膝に痛みが出るケースがあります。

足関節は身体の土台となる関節で、その土台が不安定でグラグラした状態だと、身体は左右に大きく揺れて歩く事になります。
膝に力を入れてそのぐらつきを抑えようとしますが、その状態を続けていると膝に痛みが出てしまうのは容易に考えられます。

上半身の問題

腰痛や首肩の痛みをきっかけに、膝に負担がかかる事もあります。

例えば、慢性腰痛を抱えている方は膝の痛みを同時に発症する事がよくあります。
これは腰の痛みを下半身で支えようとした「しわ寄せ」によるものです。


今までに腰痛の経験があれば、イメージしやすいと思います。
腰の痛みがあるときは、太ももの前に力を入れて歩く事はなかったですか?


腰痛によって太ももが常に緊張状態であると、太ももの筋肉を硬くして、膝の動きを悪くしてしまいます。
膝の動きが悪い状態で生活を続けることによって、関節に炎症や関節水腫を引き起こしやすくなります。

これは首肩に問題を抱えている時も同様に考えられます。
身体の連動性が悪くなっており、膝に負担がかかってしまうのです。


このような場合は、膝よりも腰痛や首肩をメインに施術する必要があります。

内臓・自律神経の問題

膝の痛みは、内臓や自律神経の問題によっても引き起こされます。
また、この問題を抱えていると、身体の免疫系に不具合が起きて痛みが治りにくい状態にも陥ります。

これはストレスや日常の不摂生でも引き起こされますが、姿勢も大きな要因のひとつです。
例えば、猫背の姿勢はお腹を圧迫し、内臓に負担をかけている状態です。
内臓は圧迫されたまま、消化や排出などの働きをしなければならず、内臓疲労を引き起こします。

また、猫背の姿勢は脊柱に負担をかけています。
脊柱は自律神経が通っており、その働きも妨げる事になります。

内臓疲労や自律神経の乱れがある事で、膝の痛みがなかなか回復しない方も多く存在するのです。




このように、
変形性膝関節症は患部と全く関係のない所から痛みが波及する場合が多くあり、全身から原因を探らなければなりません。

膝に対するアプローチだけではなかなか改善しない理由が分かって頂けたと思います。
もし、あなたが今まで受けてきた治療で改善しなかったのであれば、
どこか違う部位に原因がある可能性が高いです。

その原因さえ解消すれば、以前のような生活に戻る事も出来るはずです。

今の治らない状態をプラスに考え、私たちにお任せしていただければと思います。


最後に、
今現在も変形性膝関節症の痛みに悩んでいた方に向けて、メッセージをお伝えしていきます。

変形性膝関節症の方へメッセージ

きっと変形性膝関節症の方は今まで何度も病院に通院し、何度も注射を受けてきたはずです。

治療院や整骨院に通院していた方もいるでしょう。


ですが、それでもなお改善していない方も多いはずです。
当院にはあなたのように、どこに行っても治らずに藁をもすがる思いで来院される方ばかりです。

頑張って治療を受けているけど、どんどん変形は進んでいき、痛みを増してくる…

また変形性膝関節症は視覚的にも異常がよく分かり、女性であれば特に気になると思います。



そんな状態でも、諦めなくて大丈夫です。

当院では緩和目的の対処療法でなく、本当の意味での「痛みの解消」をしていきます。

あなたの根本原因を取り払い、以前と同じような生活ができる事を目指しましょう。


鍼灸師という国家資格を有し、長年の経験を積んできた私が

西洋医学的な観点、東洋医学的な観点、両方の視点から診る事であなたのお悩みを全力で解消していきたいと思います。

ダエンからマルで施術を受けられた方の通院レポート

今までに「変形性膝関節症」でダエンからマルで施術を受けられた方の施術内容と症状改善の過程を解説します。

  • 通院レポート
    • 膝痛
    • 鵞足炎
    • 50代・
    • 女性

    この記事は、ヒアルロン酸でも治らなかった「膝痛」でお悩みの方が趣味の乗馬に復帰できるまでの治療経過を詳し記しています。 実際の患者さんの感想をご紹介しながら、「膝痛を治すための重要な治療ポイント」についても詳しく解説していきます。 膝痛で日々の生活のお困りの方にとって、きっと希望が持てる記事ですので、ぜひ最後までご覧になってください。 ヒアルロン酸注射でも治らず、病院で「手術しかない」と言わてしまう 『患者』 女性、50代、 『症状』 膝の痛み、変形性膝関節症、鵞足炎 『来院経緯』 発症は約1年前、趣味の乗馬中に、左膝に違和感を覚える。膝が抜けて、力が入らないような感覚に襲われたため、すぐに乗馬を中止し安静に過ごした。しかし、翌日から左膝の内側に痛みを感じ、長時間の歩行は困難をきたした。 翌日、整形外科を受診する。医師から「変形性膝関節症」と診断を受け、膝へのヒアルロン酸注射を勧められた。その後、8週間は週1回のペースで注射を打ち続けた。 この注射により、膝の痛みは少し緩和したため、再び趣味の乗馬を開始する。しかし、乗馬後には、膝の内側の痛みが再発してしまう。 次に、患者は違う整形外科を受診する。そこの病院でも「変形性膝関節症」と診断され、さらには膝の手術を勧められた。患者は手術の承諾はせず、以前の病院でヒアルロン酸注射を継続する事を決める。 発症から約1年、月に1回ヒアルロン酸注射を打つ状況が続く。しかし、症状は以前よりも格段に悪化し、寝ている時でさえ膝の内側が重く感じられ、膝の曲げ伸ばしもスムーズに出来なくなった。 日常生活では車移動が増えたが、座った状態で膝を曲げていると徐々に膝の痛みが出てくるため、長時間の運転も出来ない状態である。膝が痛くなってからは、趣味の乗馬をすることは出来ず、出歩く機会も極端に減ってしまう。 これ以上、膝の痛みが悪化することを危惧した患者は、webで変形性膝関節症の治療に優れている治療院を探す。そこで当院のHPに辿りつき、来院することを決意する。 膝の痛みの治療経過 1診目 患者の体に下記の異常を確認する。 鵞足部の圧痛、熱感足関節の可動域低下下半身のアライメント異常膝の伸展制限 患者は左ひざの鵞足(がそく)部分に強い圧痛を訴える(下写真参考) 検査と圧痛点から、患者は「変形性膝関節症に伴う鵞足炎(がそくえん)」と判断。この判断をもとに治療を進めて行く。 治療:曲池・合谷に接触鍼、百会に置鍼腸腰筋調整、下半身アライメント調整、下腿内旋変位調整 患者には、膝の炎症を治めるための特殊な膝の固定術を指導。 2診目 患者から「痛みがすこし和らぎ、スムーズに歩けるようになった」との報告。鵞足部の熱感はまだあるものの、圧痛は緩和した。 治療:曲池・合谷に接触鍼、百会に置鍼腸腰筋調整、下半身アライメント調整、下腿内旋変位調整 4診目 圧痛箇所を確認したところ、その範囲が狭くなっていることが確認できた(下写真参考) 治療:曲池・合谷に接触鍼、百会に置鍼腸腰筋調整、下半身アライメント調整、下腿内旋変位調整 9診目 下記の異常が消失。 鵞足部の圧痛、熱感足関節の可動域低下 患者から「趣味の乗馬を再開した。乗馬後は足に痛みと重ダルさが出るが、日常では歩行のスピードが上がり、小走りも出来るようになった」との報告を受ける。 治療:曲池・合谷に接触鍼、百会に置鍼足関節アライメント調整、腓骨アライメント調整、アキレス腱調整、腸脛靭帯指圧 12診目 下記の異常が消失する 下半身のアライメント異常膝の伸展制限 患者から「最近は膝の痛みを忘れて生活している時間が多くなった。乗馬後のひざ痛みはなくなったが、重ダルさを感じる。2日間くらいはそれを引きずっている」との報告を受ける。 16診目 初診日から3カ月経過。患者から「膝の痛みは全く出ていない。」との報告を受ける。 治療:曲池・合谷に接触鍼、百会に置鍼足関節アライメント調整、アキレス腱調整、腸脛靭帯指圧 次回からはメンテナンス期に移行する旨を伝え、治療終了する。 膝の痛みに悩まれていた女性の感想 左膝に痛みがあった 自分の症状が鍼灸院での治療があっているのか当初は思った。初回の治療で痛みがやわらいでいくのを感じ、自らの症状の経緯と先生の説明に合点がいき、解消した。 一回、一回の施術で効果が表われ、体の変化を感じとれた。 どこの病院に行っても膝の痛みは変形性膝関節症と診断され、ヒアルロン酸の治療という一連の流れで終わっていました。当初ヒアルロン酸を打ったときは少し痛みは緩和されましたが、スポーツを繰り返した段階で痛みは再発という状況でした。するとお決まりに手術というお話もでてきました。私自信の痛みの原因、経緯が医師との会話でかみ合わず、ことらの鍼灸院へ来院したのですが、今までと違った診断をしていただき、こちらの治療方針で手術することなく、ほぼ以前と同じ生活ができるようになりました。おなじ様な症状をもった方は、ぜひ一度、こちらの先生方にご相談してみて下さい。きっと解決法が見つかりますよ! 膝の痛みは骨の変形が原因でなく、鵞足(がそく)の炎症だった。 今回の患者さんであるH・Yさんは、2カ所の病院で「変形性膝関節症」と診断され、ひとつの病院では手術を勧められていました。患者さんは、さすがに手術の選択はしたくなかったため、半年以上ヒアルロン酸注射を続けていました。 ですが、実際にこの注射で痛みが緩和されたのは初めの8週間だけで、その後はいくら注射を打っても痛みは変わらず、悪化さえしていく状況だったのです。 さて、それではこのH・Yさんの膝の痛みは何が原因だったのか?それは「鵞足(がそく)」という筋肉の付着部の炎症によるものでした。 確かに病院で言われたように初期の膝の変形は見られる状態でしたが、H・Yさんが訴える「膝の内側の痛み、膝の重ダルさ、熱感」は骨の変形によるものでなく、前述した鵞足部の炎症からきていたのです。 ヒアルロン酸注射による効果で骨の変形による痛みは緩和されていたようですが、筋肉の炎症は全く改善されていませんでした。 それもそのはず、ヒアルロン酸注射は関節の動きを滑らかにする作用のため、筋肉の炎症を治す事はできないからです。そのため、いくら注射をしても痛みがどんどん悪化していったのです。 鵞足炎(がそくえん)は、股関節と足関節を整えることが重要。 鵞足炎は膝に炎症があるので、その炎症を取り除く事が必要です。ですが、その炎症を引かせるだけでは、またすぐに再発してしまいます。 いくら膝に炎症があるからといって、膝だけ治療をしていては根本的な治療にはならないのです。 鵞足炎を根本的に解消するうえで、最も重要な事は「患部だけに焦点を当てない」という事です。 そもそも鵞足炎は、患部以外の”しわ寄せ”によって痛みが生じている事がほとんどです。そのしわ寄せがどこからきているか?というと、「股関節」と「足関節」です。 H・Yさんの場合も、この2つの関節に異常をきたしており、それに伴って鵞足部に負荷がかかり炎症が出ていました。まずは、包帯固定で患部の炎症を引かせ、その患部に負荷がかからないように股関節と足関節それぞれのアライメント異常を解消しました。 それによって1年間も治らなかった膝の痛みが、治療開始1か月で乗馬を再開できるようになり、2か月目で日常生活にも支障が出なくなったのです。 早期に治療を開始することで「手術」を避けられる事が出来る。 鵞足炎の場合、初期であれば熱感や腫脹はほとんどありません。そのため痛みを放置したまま、症状が悪化してしまう方が一定数いらっしゃいます。また今回のH・Yさんのように変形性膝関節症を併発していることで、鵞足炎を見抜かれないまま違う治療をしていた、という事もあります。 そうすることで炎症は強まるのですが、ここで一番怖い部分は「炎症は膝の変形を促進してしまう」ということです。はじめは骨の変形がない方でも、膝周囲に炎症があることで、変形が進行してしまう事はよくある話なのです。 骨の変形を元に戻すのは、当院でも困難であるため、早急に治療を開始する事が重要なのです。 H・Yさんの場合、骨の変形は進んでいましたが、それもまだ初期であったため、痛みを取り除く事は難しくありませんでした。 ただ、ここで「私は変形が進んでいるから、もう難しいのかな??」と思われた方、大丈夫です、安心してください。 慢性化した状態であっても、適切な処置をする事で、痛みが取れる事はよくあるので、不安に思う必要はありません。早期に治療を開始することで「手術」さえ、避ける事も可能なのです。 今が一番早く治療を開始できる時なので、悩まれているのであれば、一度当院にご相談ください。 “あなたの膝の痛みはどうして痛むのか?”“なにが原因で痛みが出てしまったのか?” これらを触診と検査、問診で見極め、きっちり説明をさせていただくので、納得して治療を受けてもらえると思います。 安心してご来院くださいね^^

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ダエンからマルで施術を受けられた方のお客様レビュー

    • 膝痛
    • 50代
    • 女性
    • 自営

    【具体的にどういう状態で、いつ治るのか言ってもらえ信頼できた】 Q1、どのような症状でお困りでしたか?またお困りの症状を治すために、今までどのような治療を受けてこられましたか?最初は膝痛であとはメンテナンスで今までは電気とかカイロとは湿布で Q2、鍼灸治療など、当院来院にあたって心配はなかったですか?またその心配はどうやって解消しましたか?自分でネットで探してきたのでやってもらって良かったので Q3、当院の施術を受けたときの印象・感想を教えてください。女の先生なので力強くやっていただけて、具体的にどういう状態でいつ治るとか言ってもらえたので信頼できました。 Q4、症状が改善した現在の想いをメッセージ下さい。担当が最高に喜びます!月1メンテナンスしてもらって本当にここがなかったら生活できないと思います。 ※お客様の感想であり、効果効能を保証するものではありません

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  • ダエンからマル施術院
    • 膝痛
    • 腰痛
    • 40代
    • 女性
    • 会社員

    Q1、どのような症状でお困りでしたか?またお困りの症状を治すために、今までどのような治療を受けてこられましたか?ひざの痛み、腰の痛み、疲労 Q2、鍼灸治療など、当院来院にあたって心配はなかったですか?またその心配はどうやって解消しましたか?痛みは治るとおっしゃって頂いたので。 Q3、当院の施術を受けたときの印象・感想を教えてください。ソフトな施術がメインですが、少し痛みを伴うものもありました。ただ、施術後は必ず良くなっているのを実感できました。 Q4、症状が改善した現在の想いをメッセージ下さい。担当が最高に喜びます!身体が軽くなって元気になれました!ここの来れば必ず良くなるので!ありがとうございました。 ※お客様の感想であり、効果効能を保証するものではありません

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    • 膝痛
    • 50代
    • 女性
    • 無職

    【ひざの激痛が嘘のように足が動くようになりました】 Q1、どのような症状でお困りでしたか?またお困りの症状を治すために、今までどのような治療を受けてこられましたか?・左ひざ激痛・整形外科でヒアルロン酸を打つがよくならなかった Q2、鍼灸治療など、当院来院にあたって心配はなかったですか?またその心配はどうやって解消しましたか?はりの経験がなかったので怖かったですが、先生の痛くないという言葉で不安を解消。 Q3、当院の施術を受けたときの印象・感想を教えてください。常に状態を聞いてすぐ対処して下さるので、安心して施術を受けることが出来ました。 Q4、症状が改善した現在の想いをメッセージ下さい。担当が最高に喜びます!最初の頃は足が動くようになるのが不安しかありませんでしたが、毎回毎回先生が手をつくして下さったおかげで、うそのように足が動くようになって感謝の気持ちでいっぱいです。ほんとうにありがとうございました。 ※お客様の感想であり、効果効能を保証するものではありません

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